3Rと廃棄物適正処理推進の活動強化月間です。
ところで皆さんはGXという言葉をご存じですか?
馴染のない単語かもしれませんが、GXとはグリーントランスフォーメーションの略で脱炭素(カーボンニュートラル)やSDGs、再生可能エネルギーなどと密接にかかわっています。
大手カーメーカーのトヨタさんは2050年までに全工場でのCO2排出量をゼロにするという、壮大な目標掲げました。これがいわゆる『トヨタ環境チャレンジ2050』です。
私たちにとって最も身近な工業製品である『車』を例に今どのような環境配慮、対応がされていて、今後どうしなければならないのかなど、かわかりやすい資料で全世界に公開されています。
廃棄物を扱う我々の業種において、廃棄物の減少はすなわち業績・事業機会の減少をも意味します。
しかし我々が行ってきた廃棄物の適正処理は恐らく50年後も100年後も実施され続けられるだろう基本的な考え方です。
廃棄物を選別して資源化できるものは再資源化し無害化された無機物・有機物は地球環境へ還元するというものです。
人手をかけて行っているものはロボットやAIが取って変わるかもしれませんが、この基本的なサイクル・原理はきっと変わらないのかなと思っています。
3Rと廃棄物適正処理推進の活動強化月間を機に、ご家庭やお仕事の合間に、SDGsやカーボンニュートラル、GXなどの単語について関心を持っていただけたら嬉しい限りです。長めな文章をご精読いただきありがとうございます。